タクシーの値上げを糾弾する!! 値上げが、障がい者である私の「自立」を促進する?

タクシーの値上げを糾弾する!!

値上げが、障がい者である私の「自立」を促進する?


 格差が問題となり、競争が激しい世の中である。
 普通、実質的には値下げが多い。
 なのに、何故タクシーは値上げするのか?
 
 国土交通省が悪いが、4社(日本交通、km、大和、帝都)も悪い。
 国土交通省の大臣が北側一雄君(私と同期で30年前から知っているが、立派な人である。
 ご存知のとおり、公明党幹事長)なら、値上げはないと思う。
 冬柴鐵三国土交通省大臣は、私の尊敬する中坊公平氏が応援していたので、立派な人かと思っていたが、現在は大変疑問である。

 私は、本当に頭に来た。国土交通省は一体何を考えているのか?

 私は身体障がい者なので、毎日のようにタクシーに乗って、毎日のように運転手さんにお世話になっている。
 脳出血で倒れて5年経つ(入院は約1年)が、退院後毎日のように『日本交通』のお世話になって来た。ところが、不合理な値上げである。
 運転手さんにも「値上げ、いいの?」と言う方が何人もいる。

 今回の値上げで、タクシーを呼び出す際には400円かかることになった(東都自動車−約2000台−は300円。なお日本交通の場合、今までは電話で「何時何分に来てください」と予約すると400円かかっていたが、電話で「なるべく早く来てください」と頼むときは無料であった)。
 1日4回呼ぶと(こういうことも日常茶飯事だった)、これだけで1600円になる。
 石川県では、タクシーを呼ぶと120円かかるという。
 東京では、0円から400円になった。
 今まで、黒いタクシーを呼んで毎日利用していた。ハイヤーと車格は似ており乗り心地はよく、気分がよかった。
 今は、基本的に黒いタクシーを呼ぶことはやめた。400円がもったいないのである。道路を走っているタクシーを、手を挙げて停めている。実際には、多くのタクシーは車椅子の私が手を挙げていても、停まってくれない。それが現実である。
 妻は「道路で手を挙げてウロウロしていて事故に遭ったらどうするの? 400円より、あなたの命の方がずっと大切よ」と言っている。現に道路ではないが、駅のホームで電動車椅子に乗っていた方がホームから線路に落ち、通過列車にひかれて亡くなられたという事故が約一週間前にあった。それでも私は値上げに抗議して黒いタクシーを呼ぶことを基本的にはやめている(雨が降ったときなどには、仕方なく400円払って呼ぶことにしているが)。
 そして、なるべくタクシーに乗らないようにしている。

 結果的には、このことが、皮肉にも私の『自立』を促進しているのだ。

 倒れて5年で、初めて一人で「霞が関」の地下に、裁判所近くの最近新設されたエレベーターを使い、降りてみた。駅員さんが大変親切で、色々教えてくれた。

 結局、若い駅員さん(川満さん)は、私と一緒に厚生労働省につながっている所に行ってみることになった。川満(かわみつ)さんは、「知識として分かっているが、実際、厚生労働省地下には行ったことがないのです。私も勉強になります。」という。丸の内線(弁護士会館の向かい)から厚生労働省地下につながっている所に、ガードマンがいる。制服のガードマンは「どこにいくのですか?」と私たちに尋ねるので、「私は弁護士です。よろしいですか。」と言い、パスできた。市民の方は「26階の馬車道(ばしゃみち、ラストオーダー20時30分、閉店21時)に行きます。」とか「厚生労働省の地下の食堂に行きます。」と言えば良いだろう。

 実際に行って、ジュースや缶コーヒーなどを飲んだり、ラーメンを食べたら良いだろう。大変安い!!夜8時までやっている!! 国民の味方、厚生労働省なのだ!

 話を戻すが、駅員さんとスロープを通り、厚生労働省の地下エレベーターに着く。一階に上がり、外へ出る。駐車場の横を通り、道路へ出る。まさに弁護士会館の駐車場の真向かいである。 弁護士会館の駐車場や裏の出入口・表の出入口(午後7時に閉まる。クレオでシンポジウムをやっていてもそうである! 何故そんなに早く出入口を閉める必要があるのだろうか? 官庁である厚生労働省ですらもっと遅くまで出入口を開けている。在野の弁護士会館が早く閉まる理由は何もないと言わざるを得ない。この点はいずれブログで詳論する予定です。)にも問題はあるが。

 駅員川満さんは「大変勉強になりました。」と言われ、私と握手をしてくれた。私は名刺を渡し(2週間前に出来たブログのアドレス入りの名刺)別れた。

 さて、タクシー値上げの話だが、2007年12月8日(土)付「山陽新聞」(※注)によると「タクシー6割が値上げ撤回 料金差で客離れ警戒」と一面に出ている。
 記事には次のように書かれている。「運賃値上げを申請していた岡山県内のタクシー113社のうち、岡山市などの41社が7日までに、中国運輸局への申請を取り下げた。申請を見送った会社との料金差から、客離れを警戒したことが理由とみられている。・・・・・2002年の規制緩和後、岡山県内のタクシー台数は約2割増える一方、利用客は01年度以降、ほぼ横ばいとされる。ガソリンや灯油、食料品など生活の周りで値上げが相次ぐ中、運賃引き上げは新たな客離れにつながる恐れもある。」

 今後の動向を見守りたい。

※注 何故「山陽新聞」を読んだのかというと、12月7日(金)〜8日(土)一泊二日で『創る会』(明日の司法と日弁連を創る会、代表世話人 小堀 樹、本林 徹、梶谷 剛、鬼追 明夫、久保井 一匡、宮崎 誠)の会合のため、岡山に出張していたからである。
『創る会』については、改めてブログに書きたいと思う。

 
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