・実際、アリバイがあるにもかかわらず強引な取り調べをして罪を着せることが
まかり通るのかが不思議に感じた。
・実際にあった話だが、本当かな? と信じ難かった。
・一般に警察は正義だと思っていたが、全く違っていた。
・警察は子どもや障害を持つ弱い立場を脅している。
・本を読む限りでは、少年たちが犯人ではないとすぐ確信できるが、
この刑事たちは本当に少年たちが犯人だと信じていたのか。
それとも自分の立場を守るためにえん罪をきせようとしていたのか?
・取り調べの可視化するべき。
・自分だったらやっていないものはやっていないと言うのが普通と思うけれど、
実際何時間も何日間も拘留されて「友達はやったと言ってるよ」と言われたら、
この場から逃れたい為に、また精神薄弱になり罪を着せられた人を聞いたことがありますが、
一言はいと言ってしまうかも知れない。
・『勝利の朝』のあと『ぼくたちやってない』を読むと細かいことが分かってよかった。
・少年たちはよく頑張ったと思うけれど、それが貫けたのは、彼を信じた家族、
何よりも彼らを信じて支えた弁護士たちの熱い思いがあったからこそ
彼らも家族も頑張り抜いて真実を証明することができたと思う。
2007年3月
東京都新宿区市ヶ谷
吉川美代子(ヘルパー 37歳)