ゲートキーパー(門番)ってなぁに? ゴールキーパーとは違うの??

 
ゲートキーパー(門番)ってなぁに?
ゴールキーパーとは違うの??

ゲートキーパー規制と弁護士業務
〜依頼者密告制度を許さないために〜


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【ゲートキーパー規制とは】 
 弁護士などに、依頼者の疑わしい取引を密告させる制度、つまり、弁護士・会計士などの専門職が依頼者の取引の門番役(ゲートキーパー)をしていることに着目し、依頼者が行う取引に犯罪収益やテロ資金が関係している疑いがあるときに、弁護士などがそのことを警察に通報しなければならないという問題でしたが、先般、「士業」(弁護士、公認会計士、司法書士、会計士、税理士、社会保険労務士、行政書士)は除外されました。警察庁に対する勝利だったのです。
 今年、日弁連が胸を張って『勝利』と明確に言えるのは、この問題と『多重債務上限金利引き下げ』でしょう(『自由と正義』2007年5月号75頁 木村清志 日弁連副会長(当時・徳島)の「忘れ難き人々との出会い」及び同号73頁 松坂英明 日弁連副会長(当時・仙台)の「ゲートキーパーで始まって」参照)。
 しかし、警察の方は、将来いつ弁護士などを門番役に復活させるか、予断を許さない状況です。それを防ぐには、弁護士などに対する研修が極めて重要ですが、この点については、実際は不十分だと思います。『依頼者の身元確認義務と記録保存義務』を実務的に十分守ることが大切です。

 掲載した日弁連の上記ビラの内容を十分頭に入れることは、全ての弁護士の義務です。


 なお、ゲートキーパー問題に関し、2007年10月25日に日弁連で行われた研修会の資料(225頁、定価2000円 日弁連で販売中−会員限定)もご紹介いたします。
      
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 わたしもメンバーの一人をしている、日弁連ゲートキーパー問題対策本部は、「弁護士から警察への依頼者密告制度」に反対し、今後も、そのような立法がなされないように活動しています。

 昨年(2006年)10月に亡くなられた西村利郎先生は、ゲートキーパー問題に対しても心血を注いで取り組んでおられました。わたしから西村利郎先生への追悼文の中で、ゲートキーパー問題に対する、この8年間の日弁連の取り組みについても触れていますので、こちらもご覧下さい。
 →
「西村利郎先生とゲートキーパー問題」

日弁連のHPでも、この問題に対する取り組みについて取り上げていますので是非ご覧下さい。
  ↓
http://www.nichibenren.or.jp/ja/committee/list/gatekeeper.html

 

 

 
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