コミック 塀内夏子『勝利の朝』 小学館文庫版として復刊!!−真犯人は、どこに?−

コミック 塀内夏子『勝利の朝
小学館文庫版として復刊!!
−真犯人は、どこに?−

                                2011年11月1日

 私の『』のひとつが、実現しました!!

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 今般、塀内夏子作画、吉峯康博・木下淳博・須納瀬 学 監修『勝利の朝』(小学館文庫版)が、9月20日に発行・復刊されました。定価は580円(税込)です。

 本書は、長い間絶版になっておりましたが、1993年に初版が発行されてから18年振りに文庫版として復刊されました。

 私のブログのこちらの記事もご参照ください。
→ 「コミック『勝利の朝』(少年えん罪事件)」
http://yoshimine.dreama.jp/11/6/


 2011年9月16日(金)の日弁連理事会では、日弁連の正副会長14人、事務総長・事務次長7人、理事71人(全国の52単位会の会長を含む)など全員に、『勝利の朝』を資料として配付させていただきました。このような本(コミック、外部出版)が資料として日弁連理事会で配付されたことは日弁連史上初めてのことではないかと思います。

 理事会では、水谷賢日弁連副会長(岡山、岡山パブリック法律事務所)より下記のような説明がありました。

【漫画『勝利の朝』紹介】
○水谷賢副会長:この度,小学館から「勝利の朝」というタイトルの漫画本が出版されました。吉峯康博弁護士たちが担当した,22年前の「東京・綾瀬母子殺人事件」を題材にしたフィクションですが,付添人活動の重要性が非常にわかりやすく描かれています。本日の理事会でも議論された「全面的国選付添人制度の実現を!」という課題とも密接に関連しています。手軽に読めるコミックですので,ぜひ少年たちに差し入れしたい本だと思います。付添人の皆さんの「一人1冊『勝利の朝』差し入れ運動」などで,この漫画の活用を広げたいと思います。


 『勝利の朝』は、塀内夏子さんというメジャーな漫画家(約150冊の作品を手がけ、『オフサイド』などサッカー漫画、『イカロスの山』などで有名な方)が、積み重ねると約2メートル近くある刑事記録を読んで、少年と何度も会って話を聞いていますし、少年鑑別所の見学をする、新聞記者に会うなど緻密な取材の上で書かれたコミックです。モデルは、「東京・綾瀬母子殺人えん罪事件」です。

 この事件では、少年3人が『無罪』(非行事実なし不処分)になると、警視庁はほどなく捜査本部を解散し、この事件の捜査の責任者である警視庁捜査一課の橋爪課長は、処分(注意、懲戒など)を受けるどころか栄転しました。このような事情のなか、この約22年間捜査は全く行われていません
 このようなことは、アメリカやドイツなどでは到底考えられないことです。
 捜査すべきなのに捜査しないことは、犯罪被害者に対する犯罪であり、社会に対する犯罪でもあると言えるのではないでしょうか。

 無実の人がいるということは、真犯人がいるということです。真犯人捜しは、一体どうなったのでしょうか・・?

 本書は、被疑者(大人も子どもも)の弁護活動や、少年付添人活動に大変役に立つものと思います。
 『被疑者ノート』とともに差し入れる『一人一冊『勝利の朝』差し入れ運動拡げていきたいと考えています。

 ここで、反響の一部を紹介します。


 ‐枝すみ子(千代田区議会議員)

吉峯先生

 このたびは、「勝利の朝」の文庫版をお送りいただきありがとうございました。
 勝利の朝は、小5の子が一番最初に読み、中3の娘に「お姉ちゃんも読めよ」とすすめて、彼女も読み、そして私もと三人が揃っていっきに読み終え、口々に「こんなおそろしいことがあるのか」「この弁護士の先生ステキ、格好イイ」としばらく興奮しておりました。中間テスト前、塾のテスト前、とピークの時でしたが、それより大切なことがある、とう思わせる内容でした。この本(マンガ)を多くの子どもたちに読んで欲しいです。この子どもたちが今は大人になり、事件をとおして学び、良い人生をひたむきに歩まれていることを心より念じております。
 我が家の子どもたちは、警察がまさかこんなひどいことをするはずがないと「物語だから大げさに描いているんだよね」と何度も確認をしていました。私は「事実あったこと、本当のことだと思うよ。」と日本に特殊な代用監獄のことも話しました。
 日本にこのようなたたかう弁護士がいて下さることは救いであり希望であると思います。



◆(杆郢痢々盧 暢(札幌弁護士会前会長)

吉峯先生

早速、「勝利の朝」を読みました(観ました)。目頭が何度も熱くなりました。
弁護士の原点を揺さぶられました。



 弁護士 森山 文昭 (愛知大学法科大学院教授)

吉峯先生


こんにちは。森山です。
先日は、「勝利の朝」を送っていただき、誠にありがとうございました。
一気に読んでしまいました。
この漫画に出てくる「吉池」弁護士は、吉峯先生のことですね。
この漫画がおもしろいというより、この事件における先生方弁護団の
活動のすばらしさに魅入ってしまいました。
人身保護請求をするなんて、すごいですね。
本当にドラマだと思いました。
このたびは、すばらしい本をいただき、ありがとうございました。




 
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