『えん罪』に関する大変貴重な資料です!
『えん罪』に関するとても貴重な資料を2つ掲載します。
一つ目は、日本弁護士連合会『なぜ無実の人が自白するのか?−講演録−』(2009年11月4日 93頁 頒価200円)です。

この冊子は、日弁連主催の講演会・集会と大阪弁護士会主催の弁護士向け研修会の様子を収録したものです。
こちらも、『えん罪』『取調の可視化』を考えるうえで、大変有用な資料ですので、ご活用頂ければ幸いです。
目次は、下記のとおりです。
本文は、こちらからご覧頂けます。
1 はじめに(田中敏夫)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 なぜ、無実の人が自白するのか?−アメリカの虚偽自白125事例が語る真実・・・2
(スティーブ・ドリズィン 2008年12月13日 東京・発明会館)
3 イリノイ州におけるえん罪調査と取調べの可視化の状況について・・・・・・・・・・・・・16
(秋田真志 2008年12月16日 大阪弁護士会館)
4 名張ぶどう酒事件における虚偽自白とドリズィン教授の法廷意見書について・・・・20
(西田雅年 2008年12月16日 大阪弁護士会館)
5 足利事件はなぜ起きたのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
(1)見抜けなかった虚偽自白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
(佐藤博史 2009年6月24日 参議院議員会館第1会議室)
(2)悔し涙の虚偽自白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
(菅家利和 2009年6月24日 参議院議員会館第1会議室)
(3)インタビュー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
(菅家利和 2009年6月24日 参議院議員会館第1会議室)
(4)日本におけるDNA鑑定−再鑑定の保障の必要性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
(佐藤博史 2008年12月13日 東京・発明会館)
6 こうして嘘の自白に追い込まれた−布川事件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
(桜井昌司 2009年7月4日 東京・弁護士会館)
7 警察車両の中も可視化を−富山氷見事件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
(柳原浩 2009年7月4日 東京・弁護士会館)
8 虚偽自白と再審無罪への道のり−免田事件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
(免田栄 2008年12月13日 東京・発明会館9
9 (パネルディスカッション)
自白による誤判・えん罪の悲劇を生まないために・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
(スティーブン・ドリズィン、桜井昌司、小坂井久、高野隆
2008年12月13日 東京・発明会館)
10 (パネルディスカッション)
虚偽自白の心理と弁護実践−日米比較から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76
(スティーブン・ドリズィン、高木光太郎、小坂井久、秋田真志
2008年12月16日 大阪弁護士会館)
二つ目は、2009年12月6日(日)、コミュニティーセンター志布志文化会館にて行われた、『市民集会 in 志布志 取調べの全面録画を求める!〜冤罪被害者が語る密室取調べの実態〜』の報告集(30頁)です。

この報告集の21〜29頁に掲載されている「最近の主な密室弊害事例(2004年以降に報道されたもの)は、71件の具体的なケースについて、「報道年月日」「事件名等」「取調べの時期」「場所」「内容」「報道」「出典など」がまとめられている大変貴重な資料です。
是非、ご活用下さい。
目次は次のとおりです。
本文は、こちらからご覧頂けます。
ご挨拶
鹿児島県弁護士会会長 森 雅美・・・・・・・・2頁
シンポジウム実行委員長 井上順夫・・・・・・・・3頁
冤罪事件の概要
1 足利事件(菅家利和さん)・・・・・・・・・・・・・・・4頁
2 氷見事件(柳原 浩 さん)・・・・・・・・・・・・・・・・6頁
3 甲山事件(山田悦子さん)・・・・・・・・・・・・・・・9頁
4 布川事件(桜井昌司さん)・・・・・・・・・・・・・・・13頁
5 鹿児島(志布志)事件(藤山 忠 さんほか)・・16頁
6 踏字事件(川畑幸夫さん)・・・・・・・・・・・・・・・18頁
7 上記事件の対比表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19頁
最近の主な密室弊害事例・・・・・・・・・・・・・・・・・・21頁
冤罪事件マップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30頁