東澤 靖 弁護士の『日本における国際人権と法律家の役割』を熟読吟味しよう!!

東澤 靖 弁護士の
『日本における国際人権と法律家の役割』
を熟読吟味しよう!!


 久しぶりのブログです。

 2008年10月12日(日)から同月18日(土)まで、日弁連から国連ジュネーブ本部へ出張しました。国際人権自由権規約(B規約)委員会での第5回(10年ぶり!!)日本政府報告書審査が行われ(10月15日、16日)、それを日弁連代表団(団長 田川章次 副会長、自由権WG座長 藤原精吾)16人は、傍聴・ロビーイングなどの活動を全力を挙げて行いました。
 政府代表団、日弁連、NGOを含め、約80人が参加しました。この件は、近々ブログで報告したいと思います(情報提供を含む)。

 さて、本日10月21日は、私の尊敬する故西村利郎先生の『三回忌』です。

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 西村先生のことは、私のブログ2007年12月19日付
ゲートキーパー(門番)ってなぁに? ゴールキーパーとは違うの??』の中で、ご紹介しました。
 今日は、『西村利郎先生追悼論文集−グローバリゼーションの中の日本法』が発行されたばかりですので、その本(2008年10月15日 編著 西村あさひ法律事務所、西村高等法務研究所、9000円 商事法務 612頁)を簡単にご紹介します。
 レベルの高そうな各論文は、私には論評できませんが、東澤 靖 弁護士(第二東京弁護士会)の『日本における国際人権と法律家の役割』(539〜572頁)は、全ての法律家にとって必読論文だと思います。

 論文は、「国際人権法が、現在の日本の社会、とりわけ法律家の間において、一定の影響力を持つにいたっていることは何人も否定し得ない。1979年に国際人権法の基本的な条約である2つの国際人権規約が日本で効力を生じてから、すでに30年の時間が経過した。その間に、国内最大の法律家集団である日本弁護士連合会(日弁連)は、日本の人権状況が国際的水準に適合することを求めてさまざまな活動を行ってきたし、個々の弁護士も、裁判事件においてしばしば国際人権法を援用するようになった。それらの活動は、後に触れるように数々の国際機関による日本政府への勧告となって現れているし、裁判例においても、刑事、行政、民事事件を問わず、国際人権法を論じる判決も蓄積されてきている。」と始まります。
 このテーマで書かれた、最高水準のトータルな、しかも分かり易い論稿です。法律家のみならず、研究者・市民・学生にも広く読まれることが期待されます。

全文はこちらからご覧下さい。
→目次・執筆者紹介 http://yoshimine.main.jp/mokujishippitusha.pdf
 東澤 靖 弁護士論稿(539〜549頁)http://yoshimine.main.jp/higashizawaronbun1.pdf
 東澤 靖 弁護士論稿(550〜563頁)http://yoshimine.main.jp/higashizawaronbun2.pdf
 東澤 靖 弁護士論稿(564〜572頁)http://yoshimine.main.jp/higashizawaronbun3.pdf
 あとがき http://yoshimine.main.jp/atogaki.pdf


 『10月21日』は、『国際反戦デー』として記憶に残っていますが、私は学生時代などにアメリカのベトナム侵略戦争に反対し、デモ行進に出かけたものです。『アメリカ帝国主義のベトナム侵略を許さないぞ!!許さないぞ!!』とシュプレヒコールを飛ばしたことを思い出します。
 西村先生が、日弁連国際人権問題委員会(鈴木五十三委員長)の合宿(軽井沢、この委員会の合宿はいつもここで行います。)でお酒を軽く飲みながら、「僕も学生時代には、結構デモに参加したりしたよ。」と腕のシャツをまくり上げながら、自慢そうにおっしゃっていたことが想い出されます。

 

 
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