「障害者の権利条約の発効を祝う会」に参加しました!私の人生を変えるような、素晴らしい出会いが沢山ありました!

「障害者の権利条約の発効を祝う会」に参加しました!

私の人生を変えるような、素晴らしい出会いが沢山ありました!


 先日、6月2日(月)午後5時30分〜 憲政記念館 霞ガーデンにて「障害者権利条約の発効を祝う会」が行われ、私も参加しました。

 私のブログでも記事を書きましたが(
http://yoshimine.dreama.jp/blog/136.html)、2008年5月3日、ついに『障害者の権利条約』が発効し、正式に国際人権法の一員(人権条約では、「国際人権・自由権規約」「国際人権・社会権規約」「子どもの権利条約」「女性差別撤廃条約」「拷問禁止条約」など8番目の条約です。)となりました。日本は昨年9月に署名を行った後、批准に向けて検討を進めている段階です。
 条約の批准を機に日本の障害者施策をさらに改善し、拡大していくことを願っています。『障害者の権利条約』の発効をみんなで祝い、国内の批准に向けて大きな一歩を踏み出しましょう!
 なお、世界では障害者は、国連の統計によれば、約5億人から6億5000万人います。そのうち、子どもたちは、約1億5000万人です。日本では、身体障害者が351万6000人、知的障害者が54万7000人、精神に障害のある人が302万8000人、合計709万1000人(障害者権利条約パンフレット『障害者権利条約』によれば、「合計約724万人で、我が国の総人口約1億2000万人の約6%を占めている」(4頁)と書かれています。)です(2007年度版「障害者白書」)。

 国連・社会経済局で障害者問題の責任者として活躍をしておられる伊東亜紀子さんが、条約発効から丁度1ヶ月後に帰国されるのを機に、JDF(Japan Disability Forum・日本障害フォーラム)主催で「障害者の権利条約の発効を祝う会」が開催されました。伊東亜紀子さんは障害者権利条約の交渉がはじまる以前から国連で障害者問題について、取り組んできたキャリアがあり、今回の条約制定でも実務担当者として大いに貢献された方です。

 式次第及び内容の一部は次のとおりでした。

【第1部】(17:30〜18:00)
司会 氏田 照子(日本障害者協議会)、河原雅浩(全日本ろうあ連盟)

1.主催者挨拶 JDF(日本障害フォーラム)代表 小川 榮一

2.障害者の権利条約推進議員連盟よりお祝いの言葉
   議員連盟事務局長・衆議院議員 小野寺 五典

3.来賓ご挨拶
   参加国会議員の方々
   助成財団より  キリン福祉財団 事務局長  国松 秀樹

・国松秀樹さんの発言から
JDFを補助している財団を代表して発言します。
現在補助しているのは、キリン福祉財団、損保ジャパンなど3つの団体です。2004年からはトヨタ財団、三菱財団も補助していましたが、昨年からその二つははずれました。
啓発活動やシンポジウムの開催などをしてきました。
大きな原動力は、「日本障害フォーラム」という利害を超えて障害者が大同団結していることです。
「障害者の権利条約」は「子どもの権利条約」の二の舞になってはなりません。つまり「子どもの権利条約」は「絵に描いた餅」になりました。
わたしたちは、最後まで見届けたいと思っています。

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山崎 拓 衆議院議員・自民党

・大河原 雅子 参議院議員・民主党の発言
 この国は世界から遅れています。地球市民としてみんな同じような立場、即ちガソリン・燃料や食料の値上げなどで、苦しい生活です。ともに建設的な話し合いをする必要があります。

・谷岡 郁子 参議院議員・民主党の発言
 アメリカ大統領選挙で、オバマ陣営のボランティアをしてきました。ボランティアの車いすの人を沢山見ました。私たち議員が批准の仕事をやらなければなりません。


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谷岡 郁子 参議院議員・民主党


 政府関係者として、中村信太郎さん(厚生労働省社会・援護局総務課)は、「ラオスで、障害者に対する援助活動をしています。」などと発言されました。中村さんとお話ししたところ、ラオスで裁判官の教育に数年間携わった小宮由美さん(法務省。彼女が学生時代から今日までつきあいのある友人です)のことをよくご存知でした。


4.条約発効と私たちの課題
 JDF(日本障害フォーラム)幹事会議長 藤井 克徳

・藤井克徳さんの発言から
私は、33年間夢を見てきた。
視点1 『合理的配慮義務』に立って、立法の隅々まで実現する。
視点2 約6年間の条約の審議の内実を活かせねばならない。
『私たち抜きで、私たちのことを決めないで』が本質的なこと。
批准という革袋を作らなければならない(ご承知のとおり、日本政府は全ての人権条約について、批准までに時間がかかります。今までは、批准までに約4年間の時間を必要としました。障害者の権利条約については同じくらいの時間が要るのでしょうか?一説にはこの条約の場合は、あと約2年間で批准するという話しもあります。)。
山登りで言えば、現在はまだ6合目であり、頂上は国の関係法規が整備される事である。
このパンフレットの発行、今日を起点に、中学生・高校生に広めよう!
パンフレットは、次の発展の礎となる。


5.記念スピーチ(10分程度)
   国連経済社会局(DESA)上級社会問題担当官 伊東 亜紀子

・伊東亜紀子さんの発言から

4月から国連・経済社会局の責任者になりました。
各国の考えは、違っているので、それを調整するのも私の仕事です。
障害者の権利は、普遍のものであり、条約を使って障害者を守れるようにしたいのです。
人権、開発、平和、安全を考えていくことも非常に大切です。
人権関係で活躍してきた人たちもいますし、秋には選ばれるであろう条約を監視する委員もいます。広い立場から考えるのが、私の部署です。
各国からの批判にも取り組みます。
国際社会のあり方も問われます。
一つだけ具体例を挙げますと、女性のネットワークを作るために、ネパールに行くことがあります。
ファンドの作り方は大切ですが、ファンドのサポートも私の任務の一つです。

 
 車いすの場合、『目線』が低いのです。従って、パーティーなどの場合、前方に行かないと『何が進行しているのか。どんな方が話されているのか、等々』が全く見えないのです。今回のパーティーでは、 『前に行きませんか?』と勧めてくれた係りの方がいらっしゃり、その結果、私は一番前方に出ることが出来ました。普通のパーティーではこのようなことはほとんどありません。さすが当事者(障害者)の場合は違うなぁと思いました。


【第2部】(18:00〜19:00)
1.乾杯  JDF(日本障害フォーラム)顧問・前衆議院議員 八代英太

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乾杯の挨拶をする 八代 英太 JDF(日本障害フォーラム)顧問


2.スライド上映/会食

3.一言スピーチほか

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崔 栄繁 (さい たかのり)さん
DPI(障害者インターナショナル)日本会議事務局員(写真の前部真ん中)
国松秀樹さん(キリン福祉財団事務局長)、
米内山(よないやま)昌孝さん(キリン財団事業部長)など


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チョロンダワ オンダラフバヤールさん(モンゴル人)
第9期「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」研修生
(タイからの車いすのタムさん−女性、27才、研修生−も参加)
私の隣で聞いていた、殿岡 翼さん(全国障害者学生支援センター 代表、DPI日本会議 正会員)も
熱心に聞いておられました。



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発言する矢吹文敏さん
(日本自立生活センター  ピア・カウンセラー 京都)


手話で発言されている方は 森 壮也(もり そうや)さんです。
日本貿易振興機構アジア経済研究所(JETRO-IDE)
新領域研究センター貧困削減・社会開発研究グループ
グループ長代理兼開発スクール(IDEAS)教授
主任研究員(Senior Research Fellow)


 迫田朋子さん(NHK 制作局 第1制作センター(文化・福祉番組)チーフ・ディレクター)も発言されました。私は、久し振りに迫田さんとお会いしました。迫田さんとは、約6年前に私が脳出血で倒れる直前まで主任弁護人を努めていた刑事事件の取材を受けたことがあります。迫田さんと久し振りにお話しした際、「先生が倒れた後、この事件は、弟の吉峯啓晴(ひろはる)弁護士たちが引き続き尽力されていましたね。」などと話してくださいました(この事件については、「夢に可能性を!」(『自由と正義』2006.9月号5頁)も是非参照して下さい)。迫田さんとお会いできて、本当に嬉しかったです。


 北野誠一教授(東洋大学ライフデザイン学部 生活支援学科)も発言されました。
 

 私も終わり頃に、次のような短い発言をしました。
 つい最近、日弁連は『国際人権基準を守ろう』という決議を採択しました。国際人権基準と言った場合、障害者の権利条約も当然含まれています。


4.閉会の言葉
  元国連特別委員会日本政府代表団顧問・弁護士 東 俊裕

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東(ひがし)俊裕(としひろ)弁護士
(熊本県弁護士会、
日弁連・人権擁護委員会障害者に対する差別禁止法特別部会委員
熊本学園大学教授)
元国連特別委員会日本政府代表団顧問

 東さんとは、約2年前に『日弁連・国際人権問題委員会』の研究会で、障害者の権利条約の講師をされた時に、私は初めて知り合いになりました。
 今回の締めの挨拶は、熱情あふれる言葉でした。


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三澤 了(みさわ さとる)さん
DPI(障害者インターナショナル)日本会議 議長

 三澤さんは、パーティー終了後、私に声をかけてくれました。



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尾上 浩二(おのうえ こうじ)さん
DPI(障害者インターナショナル)日本会議 事務局長


 尾上さんとも、パーティー終了後挨拶をしました。
 

 
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