『山形明倫中事件(山形マット死事件)』を問う!!−元少年たちは無実です!!元少年に『再審』(裁判のやり直し)を!!

『山形明倫中事件(山形マット死事件)』を問う!!

−元少年たちは無実です!!

元少年に『再審』(裁判のやり直し)を!!


 2008年3月8日(土)9日(日)高松市・県民ホール内会議室等で、日弁連・第18回『全国付添人経験交流集会』が開催されました。
 私は、第3分科会「少年再審の確立をめざして」に参加しました。

 分科会のテーマは次のとおりです。
「少年再審の確立をめざして−1983年のいわゆるみどりちゃん事件最高裁決定が少年法27条の2第1項にもとづき、保護処分の継続中における再審の開始を認めた後、2000年改正少年法によって27条の2第2項が追加され、保護処分終了後における再審の開始も認められるに至った。これによって保護手続における再審手続は確立されたかに見えるが、附則2条によって改正少年法の施行以前に終了した保護処分は適用除外されるというきわめて大きな隘路が実は存在している。この分科会では、保護手続における冤罪の救済と適正手続の確立という見地から、法制審議会少年法部会の議論ををふり返りつつ、附則2条の立法過程を検証するなかで、再審をめぐる最後の隘路を打破するための理論の構築をめざして多角的に議論する。」

 進行は次のとおりでした。
1.司会挨拶  弁護士 内田徳子(千葉県弁護士会)
2.配付資料の説明:問題提起を兼ねて  弁護士 若穂井 透(千葉県弁護士会)
3.研究者に対するアンケート結果の報告 弁護士 城戸浩正、弁護士 栄枝明典(第二東京弁護士会)
4.研究者からのコメント  福田雅章教授(山梨学院大学)
5.事例報告(山形明倫中事件 概要)  弁護士 高橋 健、弁護士 植田 裕(山形県弁護士会)
6.質疑討論
7.閉会の挨拶  弁護士 金子重紀(千葉県弁護士会子どもの権利委員会委員長)

 私は、質疑討論で『全国のえん罪が次々と明らかになっている今こそ、チャンスの時ではないか! 弁護団には『再審』(裁判のやり直し)を一刻も早く申し立てて頂きたい。元少年や家族の状況はいかがですか?』との発言をしました。


 この事件に関する文献を、いくつかご紹介します。

.高嶋昭『山形明倫中事件を問いなおす』(北の風出版 2003年1月 100頁 1143円) 
 
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.北澤毅(立教大学文学部教授)、片桐隆嗣(東北芸術工科大学教養部助教授)共著
『少年犯罪の社会的構築−「山形マット死事件」迷宮の構図』(東洋館出版社 2002年)
 この本は、社会学者が約9年間のフィールドワークに基き書いた力作であり、少年達、付添人弁護士、当時の明倫中学校の教員や在校生、当時の捜査を担当した警察官、新庄市民、児玉有平くんの父親児玉昭平さん(児玉昭平『被害者の人権』小学館文庫 1999年)など関係者に丁寧なインタビューをしたり、情報提供を受ける等客観的な立場から書かれています(少年えん罪事件については、こちらのブログもご覧下さい。→
http://yoshimine.dreama.jp/)。

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.山形明倫中裁判・無実の元少年たちを支援する会、日本国民救援会山形県本部
『元少年たちは無実です−無罪の日まで訴え続けます』(26頁)
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【目次】
最高裁が不当な上告棄却決定・・・・・・・・・・・・・2
(1)元少年と家族の決意・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)不当決定に異議あり・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(3)弁護団声明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
明倫中事件の真相を知ってください!・・・・・・・・4
1.山形明倫中裁判とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(1)K君の発見状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(2)少年たちを「犯人」とした警察、検察の主張・・6
(3)少年たちの訴え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
2.裁判で明らかになった「事実」は・・・・・・・・・・8
(1)4人の法医学者の鑑定・・・・・・・・・・・・・・・・8
(2)物的証拠はひとつもない・・・・・・・・・・・・・・・10
(3)マット室での暴行は可能か・・・・・・・・・・・・・11
3.山形地裁判決と仙台高裁判決・・・・・・・・・・・11
(1)医学鑑定に対する判決は・・・・・・・・・・・・・・11
(2)目撃証言について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(3)「自白」をどう判断するか・・・・・・・・・・・・・・・14
(4)アリバイはどうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
4.ゆがめられた事実の数々・・・・・・・・・・・・・・・18
(1)新聞報道は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
(2)雑誌、週刊誌は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
(3)文庫本は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
5.真実によってくつがえされる日を確信する・・・21
                      高嶋 明
6.元少年の母親の上申書から・・・・・・・・・・・・・22
7.心からの訴え 佐藤欣哉・・・・・・・・・・・・・・・24
(参考資料)上告理由書等の要旨 元少年ら弁護団・・25


 ここで、弁護団作成の資料をご紹介します。

資料1『明倫中事件に関する基本的事実』(5頁)
http://yoshimine.main.jp/yamagatamat%201.pdf

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資料2『明倫中事件経過概要』(2頁)
http://yoshimine.main.jp/yamagatamat2.pdf

資料3『明倫中事件/警察・検察・裁判所の判断』(4頁)
http://yoshimine.main.jp/yamagatamat3.pdf

 全ての事実が、極めて分かり易く書かれています。
 これらの資料を読まなければ、事件の経過、複雑な事件の構造などは分からないと思います。
 是非、資料を読んで下さい。


 
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