『ぼくたちやってない』感想文

先日は、横川和夫・保坂渉両氏著の『ぼくたちやってない』を御恵贈賜り
ありがとうございました。

東京・綾瀬母子強盗殺人事件のデッチあげの構図と
その冤罪を克服された各先生方の活動の様子に感動するとともに、深く敬意を表します。

とりわけ、少年達の家族関係や学校で排除されていた様子、
さらには9人の弁護士の方々の溌剌とした群像が、
その具体的な弁護活動とともに、ありありと目に浮かんできます。
当時は、まだお若かった弁護士の方々が、
その後の子どもの権利委員会の活動の中心を担われるようになったのは、
この事件での貴重なご経験に裏付けられたものであることがよく解りました。

私も弁護士になって35年を経ましたが、どんな事件に関与しても、
何とか誠実にやり抜くことだけを心掛けてきました。
私には先生方のような華々しい成果は余りないですが、

今後もこのスタイルを貫くほかないと思っています。

2006年5月11日
弁護士 浦 功(大阪弁護士会)


 
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